2009-07-14

黒いマイケルは真っ白なポップコーンを食うのであった

すっごく久しぶりに“Thriller”のPVを見た。
勿論ロングバージョン。
勿論呑みながら・・・

この作品、
単にPVと言ってしまっていいのかどうかはさておき・・・

監督はJohn Landis(The Blues Brothersは名作ですね)。
ナレーションは
Vincent Price(Scissorhandsが遺作となってしまいました)。
勿論主演はMichael Jackson。
ハードはMarantzの真空管アンプに
Tannoyのスピーカー(Rectangular York)。

っつーことで、未だに巷は追悼気分なのだが、
このPVは名作ですな。
勿論、曲もダンスも演出もいいんだけど、
個人的にはVincent Priceのナレーション。
コレに尽きる。
ま、もっとも、曲・全体の構成・演出ありきではあると思うけど。

この人の声は一度聞いたら忘れられない響きがある。
声を聞けば「あ、この声聞いた事ある! しかもホラー系!」と
納得がいくと思うし、実際には聞いた事が無い人でも、
「おぉ、この声はなんかのホラー映画で聞いたことあるぞ・・・」と
思い込んでしまうほど、
暗く、湿った画面にピッタリなのである。

そんな事を考えながら見ていたら、
その場にいたほとんどの人は、
特殊メイク(そう、VFXではなく!)や
Michaelのダンスシーンに過剰反応していた。

でも・・・・
あんなに白人にあこがれつつも、
“実は白人嫌い”発言も話題になっていた(真実は定かではないが)、
まだ肌が黒かったMichaelが、
すっごく嬉しそうに、
真っ白なポップコーンを頬張っているシーンに
何かを感じたのは自分だけだろうか。

(カッコつけ過ぎ・・・)

ま、たいして雨がふらないうちに梅雨も明けてしまい、
水不足は大丈夫なのだろうかと思う今日この頃。
ビールの消費量がグンと増える季節が
本格的になってきてしまった・・・

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