2009-06-28

呑まずに死ねるか!《三本目》


丹沢山 本醸造 魚々っと

またしても“本醸造”。
これ『ぎょぎょっと』と読む。
その名の通り魚に合う、とっても。

ま、ネーミングについては色々と意見もあるだろうが、
それはさておき・・・

この蔵へは、縁あって、おじゃましたことがあり、
その時に呑ませていただいた“醪”が凄かった。

おじゃました際のメンバーは皆“プロ”の方々で、
酒販店さんや飲食店の大将たち。
その面々が“醪”をいただいて「どんな純米酒になるんだろう!」と
異口同音に感動してた。
自分も、素人なりに「かなり旨い酒になるんだろうな・・・」と。
“醪”の段階で、きめ細やかでバランスがいいなぁという感じだった。

ま、“醪”は蔵に行かないと呑めないので、
「そんなの自慢されても・・・」なんて言われると
ゴメンナサイなんだが・・・
でも、旨かった!

それで、この“醪”がどうなったかというと、
この『魚々っと』に。
おー、そんな凄い“醪”が本醸造っすかー。
皆、感心しちゃってた。
たぶん「あの“醪”が本醸造じゃもったいないなぁ」
というニュアンスも含めての、感心だったんじゃないかと思う。

しかし、
蔵を案内してくださった専務曰く
「やるべき事を普通にキチンとやってれば、
あれくらいのレベルはあたりまえですよ」と。

どんな世界でも、
“やるべき事を普通にキチンとやり続ける”事って大変なんだけど、
サラッと言ってた専務、凄い。
それをやり続けてる蔵人、凄い。

丹沢山って、当然純米も旨いんだけど、
本醸造で、このレベルの仕事してたら、当たり前か。
なんだか、“淡々”とした凄さを味わった。



酒のうまさほろほろこぼれ

さて、干物でも焼くかな・・・

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