2009-06-18

達人による匠の表現 〜聴かずに死ねるか!《第二話》〜

まぁ、そういったわけで、相変わらず“聴く”としておきましょう。

で、
“ねずみ”

いくつかある左甚五郎噺の中のひとつ。
例によってストーリーは検索すればいくらでもでてきます。

桂歌丸と林家木久蔵(二代目)
また比べちゃいます。

んー、親子襲名披露興業ということで、
大御所たちが見守る中だったからか、
聴いてるこっちが肩凝ったゾ、木久蔵(二代目)。

かたや、大大大ベテラン歌丸。
あくまでも淡々としている甚五郎の描写に、
凄みを感じました。

芸の深みっつーもんでしょうか。
素人の自分にも、はっきりと違いが感じられて、
まぁ、面白かったし、
やはり、これから深みを増していくんだろうなァ木久蔵(二代目)。
といったところか。

でも、なんなんでしょうね。
談志が若い頃騒がれていたような、
そんな逸材はいないんでしょうかね、よく分かんないけど。
立川流でいえば、志の輔は入門が遅かったから、
若くして云々とは言われなかったと思うが、
談志が、なんかのTV番組で「あいつぁ凄いよ」って言ってましたね。

おっと、話はそれたが、
甚五郎噺は芸の達人が匠を表現する。
そんな魅力があります。

ま、
「ありゃぁ、虎ですか。あたしゃぁ大虎ですな」

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